ベンドオーバーとケイン打ち

これ、見てる分には最萌えでした、昔から。

あのビュンッ!っていう風切り音と、いかにも厳格な雰囲気にたまらなくドキドキ。
海外のフリームービーなんか見てても一番ゾクゾクするのは、ほぼいつも、ベンドオーバーのケイン打ちで・・・。

うひゃー、怖そうっ!痛そうっ!(>_<)ってのがイイのね。

前にも書いたけれど、私の純粋なスパファンタジーの中に「甘え」の要素は一切存在しない、必要ないものなので、OTKよりはベンドオーバーのほうが、よりドキドキでエロく、興奮するものなんです。

しかーし!見ているのと自分が実際に受けるのとは、コレ全くの別問題。

みみずばれを刻み込むハードなイメージと共に、多くのスパンキーさんが全力でケインを嫌う声を聞いておりますと、痛みに弱いヘタレキーの私としてはもちろん「絶対にケインはヤダ!」と全力で主張していたのであります。

・・・が。

経験してみるとこれはこれで、なかなか新感覚の萌え・・・というよりは興奮でした。

確かにとにかく痛いです。めちゃくちゃ痛いには痛いのですが、すっきりさっぱりな痛み、というのでしょうか?重めのパドルにあるような打撲系の痛みなど、余計なものが混じらない純粋な痛みです。

ついでに、ピシッと打たれたその瞬間から痛みが沁みこむ辛さというのも、これはなかなか・・・少ない回数でも非っ常〜〜に「罰された感」を与えてくれますので、よくよく反省できてかなり萌え。

さらに、ケイン打ちって、力を込めて連打するようなもんじゃないので、カー側は余裕しゃくしゃくというか、至極冷静なもの。
ビシッと容赦ない痛みを与える側から優しくよしよしなんてして、それに縋り付きたいキー心を冷たく払いのけるように、次の一打を容赦なく・・・なーんて事も可能なわけで、キー心はまるでジェットコースターのようにぐわんぐわんと揺さぶられつつ混乱の渦に突き落とされながらも、同時にそれがまた激しく興奮を誘うものだったりするわけです。

「許すタイミング」で書いてたみたいな感じとはまた全然別ジャンルの感覚ですね。

お膝の上でとことんまでハードに追い詰めあげられる痛みと絶望の中でトリップして、心底の「ごめんなさい」が出てくるような過程を、超〜短縮しちゃってます。
最初の1発で絶望の淵まで追い詰められるのです・・・それくらい痛い、ケイン打ち(涙)
痛みに追い上げられて頭の中が真っ白になるような感覚はないけれど、むしろ、1打1打が痛くてたまらない中で、ひたすらそれに身を差し出し続けなくてはならないという精神的なギリギリ感の方が辛いかな。

それでもやっぱり、そんなギリギリの感覚の中から湧き上がる興奮は、OTKや他の道具では味わえないもので、限りなく劣情をそそるのです、これが。

どうしたって甘受しなくてはならない罰が厳然と変えられずそこにある感じとか、自分からお仕置きを受ける姿勢を文字通り取り続けなくてはならないこととか、私のスパンキー的セクシャル中枢のツボをピンポイントで押さえてるのは確か。

まあ、見て最高に興奮できるものをリアルに持ってくれば、そりゃあ興奮しちゃうって・・・考えてみれば当たり前のことだったのかも。何事も経験ですね^^



2007/08/04