スパンキー衣装

スパンキーである私にとってのリアルスパンキングは、お仕置きされる自分がハマり込めるだけのリアリティがポイント。
1にも2にも、ドメスティックなナチュラル感を最重視なので、正直カーやキーの服装なんて深く考えたこともありませんでした。

せいぜいプレイのスムーズな運びや萌え要素を邪魔しない服装、という程度かな。

以前のたわごとにも書いたけれど、私のスパ欲とは元々は「お尻を叩かれたい」欲というよりは「ディシプリンを受けたい」欲なので、シチュ設定してまでのロールプレイ的な「遊び」で痛い思いをする趣味は無かったし、コスプレスパにも全く興味は無し。

どちらかと言えば、スパのために何かを準備する、誂えるという要素は、何かしらの罪がまずありきで「与えられるお仕置き」という順序が逆になっちゃう感じで、日常感を阻害してしまうので、むしろ嫌いでした。

けれど、いくら日常感重視とは言え、自分がリアルプレイする時に、あまりに無頓着な服やら下着やらではもちろん興醒め。
できるだけ口には出さない、出したくない、かなり舞台裏的な要素なのだけど、それなりに色々とキー的なこだわりってのがあるわけです♪


まずね、とりあえずね、スパの時はスカートじゃなくっちゃ嫌。これが第一。
至極スムーズにお膝に乗せられたら、いとも簡単にあっけなくスカートをめくられお尻を出されてしまう、あっという間感、無力感がすきなのね。

ズボンを下ろされて、というのは嫌いです。ジーパンなんかは絶対ダメ。
脱がされる手間も恥ずかしいし、終わってからお尻をしまう瞬間が何とも気まずい。
ついでに膝のあたりにズボンを下ろしてお尻を叩かれている姿には個人的にとっても違和感ありありで、スパに集中できません。なーんか、可愛くない感じなんだもんw

例外はパジャマのズボンですね。
あれはあれで、なんだかこう・・・いかにも日常感アリアリな感じが大好きです。
お家のおしおき、って感じがするので、長らくひとつの憧れでもありました。

けれどまあ、当然のことながら、普通にお外で待ち合わせしてホテル行ってプレイするのに、パジャマスパというのはあり得ないわけで、いつか絶対、素敵なスパンカダーリンを見つけたらこの夢を実現してやるんだ〜!と強く心に誓っていたりもしましたっけ。

ちなみにこの夢はスパンカ彼氏を持ってからお家デートにてあっさり実現(笑)
やっぱりいいですよ、パジャマスパ。長らく憧れていただけのことはある、うん。
あったかいパジャマに包まれた身体の中でお尻だけぺろんと出される心許無さがたまらなくツボ。
ついでに、ベッドルームでおしおきっていうシチュエーションもかなり好きなんだな〜♪


しかしお洋服のこだわりというとそのくらいでしょうか・・・。
何か悪い事をしたらいつでもおしおきされちゃう!というリアル感覚こそ最重要なので、服装にこだわらない(風に見せる、信じ込む)事こそが、逆にこだわりなのかもしれません。
色んなお洋服でおしおきされるのも、ホントは楽しいんだけどね^^


それから、もちろん欠かせないお話は、パンツです、パンツ。

パンツはねぇ、これはもう、特にお仕置き用、とかではなくっても、必ずバックスタイルが何かしら可愛いものを買ってしまいたくなるんです、私。
お仕置きされるその瞬間に興醒めなパンツはもちろんはいていたくないでしょ。
けれど、お仕置きの時だけいかにもそれ用のパンツをはいているというのも、これまた個人的には軽く興醒め要素でして、ならば普段からナチュラルに可愛いパンツをはいていたいな〜、と思うわけです。

まあ現実的には、スパンキー的すっごくお気に入りなパンツがあり、まあまあのやつがあり、セクシー系におとなっぽいのがあったり、機能性重視のシームレスTバックなんぞもあって色々はくわけですが、それでもできるだけスパンキー的好みなパンツを多くはいていたいんだなぁ。

で、通販やらショップやらで一生懸命パンツを物色していると、フロントはレースとかで凝ったデザインのものは山ほどあっても、バックは一枚布で面白くも何ともないパンツが結構多い。
フロントスタイルがめちゃくちゃ好みでも、バックスタイルがただの一枚布だとがっかりですね。
せめてセンターに小さなリボンくらいつけてよね〜、と思う。
小さめのドロップホール&リボンなんてのが一番好きかな。

やっぱりお仕置きの時のパンツは、あんまりエロくない感じでなくっちゃね、と思います。
色は別に白じゃなくってもいいけれど、淡めの色で。
バックポイントのある可愛いパンツは大好きだけど、あんまり大げさなものはダメです。
大きすぎるリボンとか、ホールとか、ハートマークとか・・・お尻を出された瞬間にインパクトが強すぎるのは嫌いなのだ。(しかし我ながら細かいね、色々とw)

そうそう、パンツと言えば、「きれいなパンツをはきなさい」って本があるのご存知です?これが立派なビジネス書。中身は読んでないので分かりませんが、何でもビジネスの鍵は母親の教えの中にあった!とかいう謳い文句で、母親のしつけの有用性でも語られているんでしょうかねぇ。
ちなみに我が家も、母親は結構、口を酸っぱくして言ってたような気がします、「いつもきれいなパンツをはいてなさい」って。曰く、いつ急病とか交通事故とかに遭って、下着を見られることになるかも分からないんだから、だそう。別にいつムチをされてもいいように準備しとけって意味じゃないですよ、念のため言っときますけど(笑)

おっと、何だか話が逸れましたが、そうそう、お仕置きされるときのパンツのお話でした。
デザインのお話は色々あるとして、Tバックか、普通のパンツかってのも結構重要ですよね。

私はといえば、パンツを下ろされる時のあの心許無さは、リアルスパンキー的にはもう、絶〜っ対欠かすことのできない萌えポイントです。
これから痛いお仕置きを受けるために、お尻を出されてしまう瞬間は、ホントにこれぞドキドキの最高潮。
覆われていたお尻が外気に触れて一瞬ひんやりして、どうしようもなく心許無くなるのがツボなので、それを味わえないTバックというのは全くつまらないわけでして、スパの時にはありえないパンツなのでした。

もちろんTバックを下ろしてお仕置きされてもいいんだけど、お尻叩くのにTバックなら別に下ろす必要ないしねぇ。わざわざTバックを下ろすってのは、その瞬間なーんかHっぽい雰囲気が漂ってしまうし、ストイックさが3割減で、ちょっと萌えの邪魔だったりします。
しかーし。バックスタイルが可愛いパンツって、なぜかTバックの方が見つけやすいんだなぁ、これが。

まあケイン打ちの時なんかは、どのみちパンツは下ろしてもらえないので、この場合は、自分でパンツを下ろさなくて済むTバックの方がむしろ好きかもしれません。自分でお尻を出すのってやっぱりちょっと苦手なんだよね、いまだに(笑)


っと、そんなこんなでスパンキー衣装のお話でした♪

え・・・?スパンカー衣装の話はないのかって・・・?うん、別に無い(笑)
至極普通に、その人に一番似合うナチュラルな服でありさえすれば何でもいいのですからw



2007/11/16