とりあえずコレを一番最初に掲げてみたのは、やはり非常に分かりやすい部分だと思うから。
すなわちスパンキングプレイが、性的快楽中枢の扉を開く一つの強烈なカギになるからスパされたい!という気持ちのベクトル。
もっとハッキリ言えば、スパで濡れるからスパされたい!という感覚のことです。
あんまりおおっぴらに語る話題じゃないですね、こーゆーのって(;´▽`A``
スパンキー女性の口から、こういった、スパンキングの性的な側面が語られる事が非常に少ないのには、二つの理由があると思います。
一つは、性的な要素を一切無視するスパンキングのファンタジーを壊したくないという理由。
たわごとにも書いた事がありますが、性的要素を一切排除して、純粋なお仕置きのシチュエーションにしてこそ、より興奮できるのであって、そこに性的要素が入り込んでは一気に興醒めしてしまうという人は、やはり性的な話題について深く語るのは極力避けたいところなのかもしれません。
そしてもう一つには、最初の方のページでも触れましたが、そもそもスパンキー自身がスパンキングへ向かった気持ちの前提にはあくまで精神的不安定さがあり、そこからスパンキング欲が目覚め、結果として性的欲求に結びついてしまったという順序があるのであって、性的快楽の充足を目的としてスパンキングに目覚めた訳では決して無いのだという理由。
もしもリアルスパンキングを求めるスパンキーが性的快楽の充足を主要な目的としているのなら、もっと初めからシチュエーションプレイ派やラブスパ派のスパンキーが多くいてもいいはずですし、スパンキングプレイの後にはセックスが無くてはダメだ!というスパンキーも、もう少しくらい多くていいはず・・・ではないでしょうか?
けれど実際には、圧倒的にディシプリン派スパンキーが多く、しかもシチュエーションプレイでなく日常密着派のお仕置きをされたいと思っているスパンキーが非常に多い。しかもスパンキングとセックスは別物でありたい、と言うスパンキーさんの多いこと多いこと!
これはやはり、スパンキーがスパンキングに求める欲求の中で、性的感覚の充足を求める欲求のウエイトがかなり低いことを意味するのかもしれません。
あるいは、性的感覚の充足はスパンキングプレイのあくまで結果でしかない、とも言えるかも。
私個人の事を言えば、性衝動が湧き上がる時は普通に単純にダイレクトにセックスをしたいです。
もちろん私にとってスパンキングが最高に濡れるツボでもあるのは確かなので、お仕置きごっこみたいなラブスパがあれば、これはなお楽しいセックスができる、そういう側面もありますが、この場合は別に、そう痛いスパである必要はないのですね。
この場合のラブスパとはもしかしたらソフトSMの範疇に入るものなのかもしれません。そこにわざわざお仕置きのネタ、罰である理由は必要ありませんし、Hな言葉責めも大いに結構。支配という言葉を使うほどではありませんが、その人の言う事を聞かされている感覚に感じていくようなところがあり、これはやはり若干、M的な感覚なのだと思います。もはや気持ちよければそれでよし(笑)
ついでに言いますと、心と身体がセックスモードに入っている時というのは、あらゆる皮膚感覚が性感に変わり得る、というのはどこかで聞いた話。
ノーマルセックスで言う愛撫というヤツも、通常ならば「くすぐったい」という皮膚感覚であるところ「気持ちいい」と感じるのは、やはりあらゆる要素で心と身体がセックスモードに入っているからこそ、なのだそうです。なので、そういう状態の時であれば、痛みの感覚すら性感に変わりうるのだとか。
もちろん身の危険を感じないからこそ、痛みすら性感に変わるわけですが、身の危険を感じない程度、セックスモードから冷めてしまわない程度の痛みというのが、果たしてどの程度までなのかは、個人個人のM感覚の深さによるのでしょうね。
ラブスパのつもりで、叩かれている最中は気持ちよかったハズなのに、終わってみたら意外と後遺症が・・・なんてこともございましたよ、ハイ(私やっぱ相当なドM?w)
ってか、何だか凄まじい18禁トークになってますかね?このサイト年齢制限してないんだけど、したほうがいいかしら・・・(;´▽`A``
ええっと、SMちっくな話になってしまいましたので、スパンキングに話を戻しましょう。
繰り返しますが、私個人は性衝動が湧き上がる時は普通に単純にダイレクトにセックスへと気持ちが向かうわけです。
しかし本気で痛いリアルスパンキング、プレイとは呼びたくないような「お仕置き」そのものへの欲求が湧き上がる時の気持ちの根底というのは、性衝動というよりもやはり精神的な不安定さがはけ口を求めてそこへ向かいます。
「お仕置き」で満たされたいと願うスパンキー心の精神性について、次ページから順にお話を続けましょう。
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